読売新聞の記事です(2005/8/11)
8月11日朝刊2面の「顔」(全国版)
読売新聞では、大会や参加チームについて細やかに記事に取り上げてきました。このうち大会最終日の各クラス1−3位と表彰チームを紹介した各都道府県版の記事をご紹介します。
(兵庫)
三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで7日行われた「DREAM CUP ソーラーカーレース鈴鹿2005」(読売新聞社など主催、本田技研工業特別協賛)の決勝で、芦屋大ソーラーカープロジェクト(A)が、2年ぶり4度目の総合優勝を飾った。
同大は太陽電池の出力に制限のない最上級のドリームクラスに出場。8時間で国際レーシングコース(1周5・81キロ)を103周し、2位の大産大に2周差をつけた。
昨年は2位だっただけに、中川邦夫監督(57)は「パネルとモーターを一新し、期待通りのマシンに仕上がった。天候にも恵まれ、全く不安がなかった」と話し、同大OBで第1ドライバーの野村圭佑さん(28)は「来年は、足回りを強化して、さらに万全の体制で挑みたい」と、連覇を誓っていた。
(大阪)
三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われた「DREAM CUP ソーラーカーレース鈴鹿2005」(読売新聞社など主催、本田技研工業特別協賛)は7日、各クラスの決勝が行われ、堺市立工高科学部がチャレンジクラス(8時間耐久)で初優勝を飾った。最上級のドリームクラス(同)ではOSU大阪産業大が2位に入った。
堺市立工高科学部は終盤、3連覇を狙う柏会(静岡)をかわしてゴール。山田喜夫監督(49)は「車体の前部を流線型に変えるなどの工夫が実った。チームワークの勝利」。部長の木本達矢君(3年)も「高校生最後のレースに優勝できてうれしい」と満面の笑みを浮かべた。
一方、ドリームクラスの優勝を逃したOSU大阪産業大の藤田久和監督(50)は「住宅用の太陽電池を使うことで性能は向上しており、来年に期待したい」と雪辱を誓っていた。
(静岡)
三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで7日行われた「DREAM CUP ソーラーカーレース鈴鹿2005」(読売新聞社など主催、本田技研工業特別協賛)の決勝で、県勢は東海大翔洋高がドリームクラス5位、柏会がチャレンジクラス2位と健闘した。
東海大翔洋高は8時間耐久で最高位の学生チームに贈られる三重県知事賞を受賞した。山田修司監督(57)は「バッテリーを新調し、足回りを強化したことで、コーナーで安定した走りができた。オーストラリアやマレーシアなど海外でのレース経験も生かされたのではないか」と話していた。
一方、チャレンジクラスで3連覇を目指した柏会の福北博史監督(35)は「マシンは完成の域に達していたが、ゴール直前にバッテリーがなくなった。この悔しさをバネに来年、また優勝を狙う」と雪辱を誓っていた。
(滋賀)
三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで7日行われた「DREAM CUP ソーラーカーレース鈴鹿2005」(読売新聞社など主催、本田技研工業特別協賛)で、8時間耐久のチャレンジクラスに出場した県勢は「バカボンズ」3位、「Team Sunlake」4位と健闘した。
(和歌山)
三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで7日行われた「DREAM CUP ソーラーカーレース鈴鹿2005」(読売新聞社など主催、本田技研工業特別協賛)のエンジョイクラス(4時間耐久)で、紀北工高生産技術部チームが3連覇を果たした。
同部の「紀北 TECH SOLAR」は、前日の公式予選で39台中トップの成績で予選通過。決勝では44周(1周5・81キロ)を走り、2位に2周差をつけてチェッカーを受けた。
藪下能男監督(48)は「マシンは完成の域に達した。あとは、減速せずにコーナーに進入できるよう、重心を下げて安定させれば、まだ2、3周は走れた。来年は、8時間耐久のチャレンジクラスに挑戦する」と話していた。
メカニックを務めた同校3年の藤原卓磨君(17)は「高校最後の大会で最高の経験ができた。チーム全員の総合力で頂点に立てた。来年もOBとしてメカニックで参加したい」と喜んでいた。
(栃木)
三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで7日行われた「DREAM CUP ソーラーカーレース鈴鹿2005」(読売新聞社など主催、本田技研工業特別協賛)のエンジョイクラス(4時間耐久)で、県立宇都宮工高が2位に輝いた。
予選2位で決勝に進んだ同校は、3連覇を狙う紀北工高(和歌山)と激しい競り合いを演じた。2周差で優勝こそ逃したものの、終盤には1周5・81キロを4分51秒455で駆け抜け、ファステストラップを刻んだ。
石塚利生監督(45)は「昨年はレース残り30分でモーターが動かなくなってしまったが、今年はドライバーがうまく運転してくれた。来年は、今年以上の走りを見せたい」と話した。
ドライバーの石川昌平君(2年)は「ピットの指示を忠実に守って走った。優勝を逃して悔しい。来年こそ果たしたい」と、1年後に向けて闘志を燃やしていた。
(長野)
三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで7日行われた「DREAM CUP ソーラーカーレース鈴鹿2005」のチャレンジクラス(8時間耐久)で、長野工業高校05(長野市)が5位、タブラヂ・レーシングチーム(塩尻市)も19位で完走を果たした。
長野工業高校05は、ドライバー全員が普通免許を持たない18歳以下で健闘したチームに贈られるベストジュニアドライバー賞も獲得した。第1ドライバーの古越正裕さん(18)は「いつ壊れるか冷や冷やしながら運転した。完走できたうえに、賞までもらっていい記念になった」と喜んだ。
また、4時間耐久のエンジョイクラスでは県工科短大(上田市)が3位に入賞した。大沢清一監督(55)は「終盤、バッテリーが底をついて苦しい戦いだった。学生たちがマシンの性能を最大限に出し切ってくれた」と満足そうだった。
レースは、読売新聞社など主催、本田技研工業特別協賛。
(岐阜)
三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで7日行われた「DREAM CUP ソーラーカーレース鈴鹿2005」(読売新聞社など主催、本田技研工業特別協賛)のエンジョイクラス(4時間耐久)で、中日本自動車短大が6位、県立可児工高が9位に入った。可児工高の車は、グッドデザイン賞にも輝いた。
中日本自動車短大の西側通雄監督(56)は「昨年の9位から順位を上げることができた。チームワークの勝利だ。来年は新型で、6位以上を目指したい」と喜んでいた。
可児工高の市橋栄治監督(35)は「目標だった10位以内を達成することができた。生徒たちの団結のたまもの。来年は8時間耐久のチャレンジクラスに挑戦したい」と意欲を見せた。
白地にブルーの炎を描き、グッドデザイン賞に輝いた車体については、「夏空に映えるように生徒が考えたんです」と、生徒らの努力をたたえていた。
(三重)
鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催されていた「DREAM CUP ソーラーカーレース鈴鹿2005」(読売新聞社など主催、本田技研工業特別協賛)は最終日の7日、3クラスで決勝が行われ、力走するソーラーカーにスタンドの観客から拍手が送られた。
県勢では、8時間耐久のドリームクラスで鈴鹿高専が12位、チャレンジクラスでTeamMAXSPEEDが13位、上野工が16位、4時間耐久のエンジョイクラスでHALクラブが11位、近大高専19位、松阪工23位、M・E・T(三重大教育学部技術科)27位、津工29位となった。
M・E・Tは車づくりの新しい発想やユニークな取り組みを評価する「アイデア賞」にも選ばれた。奥村幸司監督(20)は「完走を目標にやってきた。完走できたうえに、アイデア賞を取れて二重の喜び」と笑顔で話した。
8時間耐久で県勢最高の総合22位に入ったTeamMAXSPEEDの蔵城剛憲チーフエンジニア(32)は「電池不良による初日の遅れをばん回できなかった。電気系統の信頼性を高め来年に臨みたい」と振り返った。4時間耐久で最高位だったHALクラブの阪野誠監督(41)は「今年は太陽光を効率よく採り入れて過去最多の31周を走れた。今年のデータを参考に、来年はもっとスピードを上げたい」と意気込んでいた。
(愛知)
三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで7日行われた「DREAM CUP ソーラーカーレース鈴鹿2005」(読売新聞社など主催、本田技研工業特別協賛)は、3クラスの決勝で熱戦の幕を閉じた。県勢はチャレンジクラス(8時間耐久)で名古屋工大ソーラーカー部が17位、エンジョイクラス(4時間耐久)で豊田工業高校が18位、ATHS(愛知工業高校)が31位に入った。
名古屋工大ソーラーカー部の監督兼ドライバー、中根康雄さん(21)は「モーターを新しくして消費電力を抑えた分、周回を重ねることができた。来年は新しいマシンで、さらに上位を狙う」と意気込んでいた。
豊田工高の弟子丸早人監督(45)は「ギア比の変更がうまくいき、昨年を上回る結果(25周)を残せた。次回もさらに上位が期待できる」と話し、ATHSの鈴木英夫監督(56)は「来年はすべての部分を再調整し、もっと軽量化して挑戦する」と巻き返しを期していた.
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